本当に必要なこと
なかなか投稿できない日々が続いていました。
そんな中ですが、活動は続いています。笑
でもこの期間がなかなか山あり谷ありでした。
誰のため?何のため?
こんな苦しい想いをして・・・
「結局なんでこんな苦しい想いをして活動続けてるのかわからない」
これはある生徒会メンバーが言った言葉です。
ルールメイキングをやっていくうえで、最初は"ルールなんてすぐ変えれそう!"・”生徒からの要求が多ければ納得するやろう。”という考えがあったのかもしれません。
いや、あるでしょう。
でもやっていくうちに、そんな軽い考えでは絶対に校則やルールは変わらないということに気づき始めます。
そして、見直すまでに、
【必要性】・・・本当に必要なルールなのか。何のためのルールなのか。
【許容性】・・・それぞれの立場において、許容できる範囲なのか。
やりすぎになってないか。目的と内容が合っているか。
【プロセス】・・・見直すまでの工程しっかり描かれているのか。
影響を受ける人の意見を聞き取れているのか。
ということが必要。ここをしっかり自分たちで描けてなければ見直しの提案も、自分たちのわがままを通す手段にしかならず、たぶん門前払いをうけることになってしまいます。
ちなみに、この3つの要素は、今年度弁護士の方に来ていただいたときに話した「いいルールとは何か?」というトークテーマの中ででた”どうしたら納得感が得られるのか。”という話で出てきた要素です。
すごく納得させられましたし、昨年度の提案資料を見てもそういう構成要素がちゃんと書いてあったなと。
ただ、この3要素をクリアするには、しっかり調査をして、根拠を固めていかなければなりません。
それは相当大変で時間もかかる作業です。
冒頭のセリフは本当の気持ちだったと思いますし、友人は遊びに行っているのに自分は活動があっていけなかったり、「生徒会やのに何ですぐに変えれないん?」と自分たちの学校のルールを他人事のように言ってくることもあったいうことは容易に想像できます。
その想いをずっと自分の中で自問自答してきたんだと思います。
ルールメイキングの活動をしていると、活動に参加している人は校則やルールに対して理解がすすんでいく。しかし、それ以外の人たちには他人事。という状況は結構ほかの学校でもあるあるのような気がします・・・
活動がプラスになっている気がしない
「活動に参加して、自分にとって活動することがプラスになってる気がしない。」
こんな言葉も言ってくれました。
ルールメイキングは誰のためにやっているのか?何のためにやっているのか?
そもそもを改めて考えるきっかけを作ってくれた気がします。
そもそもルールメイキングは自分たちの思い通りに校則を変えようとする活動のことなんでしょうか?
校則・ルールを見直すことが最終目標なんでしょうか?
自分自身の達成感、満足感のために活動するのでしょうか?
改めて考えると、大人でも答えるのは難しい問いだと感じます。
(きっと職員室の先生に聞いても答えてもらえない人はたくさんいる。笑)
他人のために時間と労力を差し出す
ルールメイキングの活動は、全部誰かのためだと思っています。他人のために自分の時間を使って、他人のために自分の労力を使う。
それって本当に大変な作業だと思います。
でもここで活動することで、ここでしかできない体験や経験をして、考えや想いが違う先生と生徒が一緒になって「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤する。
これが最後には自分の力になっていくのではないのかなと思います。
今日のnoteはこれくらいで。笑
最後まで読んでいただいありがとうございました!
それではまた次回。