第2回ルルカフェ!inりつもり
最近更新頻度を上げようと頑張っております!なかなか滞りがちなnoteの更新…私たちと同じようにルールメイキングに取り組んでいる人たちに読んでもらうため、自分たち自身のリフレクションのためにイベントごとに更新して行ければと思っています。
ルルカフェとは…?
前回の第1回ルルカフェinOYGから3ヶ月が経ちました。って、そもそもルルカフェってなんだ?ってなりますよね、そうですよね…笑
更新できていませんでしたが、実は昨年の12月23日(土)にルールメイキング対話カフェ、通称「ルルカフェ」が行われていました☕
始まりは、関西のルールメイキングパートナーである今井さんを中心に、オフラインで「先生同士でルールメイキングについて対話する時間を!」をいうことで、開催が決まっていました。
が、どうせなら生徒達も一緒に、対話することができれば!となり、関西のルールメイキングのパートナー校が順番に会場となり、会場校に実際に訪れ、生徒も先生も「あっつあつの本音で対話しよう!」ということをテーマにルルカフェがスタートしました。
第1回ルルカフェinOYG
第1回ルルカフェではOYGを会場に行いました。本校では「カフェ」ということで、ホットドリンクとOYGオリジナルチロルチョコ(特注!)、来場者特典として缶バッジを作成しました。クリスマスも近かったので、店員に分したOYG生はサンタ帽やトナカイのカチューシャ、エプロンもつけ来てくださった方々をもてなしました。
第1回目ということで、今井さんの司会進行にて始まりました。はじめのアイスブレイク、各グループごとでの対話がメインです。トークテーマとしては、「校則が変わってからの学校の様子」「RMを始めようと思ったきっかけ」「他の生徒・先生の巻き込み方について」「ルールとモラルの違いについて」などなど…他にも自分たちの困りごと共有など、話したい!聞いて欲しい!を他校の生徒・先生関係なく対話することができました。
最後には、滋賀から参加してくれていた立命館守山の生徒会長が、その場で次回のルルカフェはうちでやります!と手を上げてくれました。戴冠式ならぬ、エプロン贈呈式が執り行われました!笑
りつもりの生徒会長から「OYG超えます!」と威勢のある宣言をいただきました。その場に参加していた全員が「おー!」と拍手と喝采で終わった第1回目のルルカフェでした。
ついにやってきた!りつもり!
ちょうど三ヶ月経ってからの第2回ルルカフェinりつもり。OYGからも参戦しました。私たちは今年度ルールメイキングで実践した日本文化体験(USJ)でのスマホ使用許可から、当日のドレスコードは「ユニバに行く格好」で統一しました。
到着すると共に、メッセージ付きのお水と、ホットドリンクのおもてなしが!ですが、ただのホットドリンクだけではなく、海外の紅茶やコーヒーなどが盛りだくさん!というのも、ちょうどこの3月にりつもりの2年生が海外研修に行ってきたそうで。実際に海外研修先で入手してきたお土産を振る舞ってくれました。今回のルルカフェのテーマは「多様性と海外のお菓子」。4人ひと組のグループに分かれると、海外で買ってきたお土産のお菓子が置かれていました。グループごとでのアイスブレイクを行い、対話タイムがスタートしました。「ルールメイキングを行う上での困りごと」、「ルールメイキングにゴールはある?」など、トークテーマもいくつか用意されており、時間が足りない!となるぐらい、それぞれ対話ができました。
その後、各学校の生徒手帳を見てみようタイム!がありました。これがなかなかおもしろい!他の学校の視点から見たら、「え!そんな校則あるの?厳しすぎる!」、「この校則って何のためにあるんですか?」など、見せてもらってる方も、見せている方も、校則について、を問い直すことができる良い時間になったなと思いました。
この生徒手帳を見てみようタイム、実はりつもり自体に生徒手帳がないからだそうです…りつもりの生徒からしたら、校則が明記されている手帳があるなんて!という感覚だそう。
第2部開幕!
ここからは、「あなたならどうする?りつもりの校則」のコーナーに入りました。実際に明記されているりつもりの校則、それに対する学校生活を送っている生徒達からの声を知り、その上でどういう風に校則を変えていくかをグループで実体験する時間になりました。
スマホ、頭髪、化粧と大きく3つに分かれ、その校則について考えました。グループによっては新しいシステムを提案してみたり、むしろ、現状維持だ!というグループもあり。おもしろいな、と思ったことが、グレーゾーンの校則に対して、より厳しくルールを作ろうという考えの方が多かったことです。この校則を無くしてしまおう!というところも、何か新しいルールを作る方向で考えたり…。むしろこの宙ぶらりんな状態の校則、何が正しい野かが分からない状態で、学校生活を送ると言うことがいやだと感じる生徒の方が多かったのかもしれません。
ここでポイントになったのが、妥当性があるか、根拠があるか、を検討しながら考えることです。以前OYGに弁護士の方が来てくださり、ルールメイキングをするにあたって、大事なことを3つ教えてくれたことがあります。
①必要性②許容性③プロセスの全てを兼ね備えているかどうかを考えて、ルールを作る、なくすことを考えていくと良いよ!と。1年以上前の話ですがふと思い出しました。
ルールメイキングで外部の方々と繋がったり、話すことで点と点が繋がることが多くなってきました。
リフレクションタイム⏰
最後にりつもりへのフィードバックもかねて、リフレクションの時間がありました。私自身もここに書き出しながらリフレクションを行っているわけですが…
りつもりの生徒達のモチベーションがどこからやってくるのか、どういう仕掛けがあり普段から活動しているのか、学校全体も全然巻き込めない!みたいな感じもなさそう。参考にしたい点はたくさんありました。りつもりの目標である「1人1人が輝ける学校!」はどの学校にも共通することだと思うのでみんなが楽しく、行きたいと思える学校にしていくためにも、ルールメイキングの活動を広めていき、活発にしたいと思います。
最後まで読んでいただいありがとうございました!
それではまた次回!